予防接種
当院では、「千葉県内定期予防接種相互乗入制度」に協力しております。
当院で受けられる予防接種は、高齢者肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンになります。
また、受診対象者や時期が定められておりますのでご希望の方は、受付窓口までご相談ください。
インフルエンザワクチンの接種回数
- 13歳未満の方
- 2回接種(2~4週間間隔で2回接種)
- 13歳以上65歳未満の方
- 1回又は、2回接種(1~4週間間隔)
インフルエンザ予防接種を受けることができない方
- 37.4度以上の発熱をしている方
- 今までにインフルエンザ予防接種でアレルギー反応を起こしたことがある方、または卵アレルギーのある方
- 妊婦あるいは妊娠している可能性のある方。(但し、授乳中の方は接種可能です)
- その他、医師が不適切と判断された方
インフルエンザ予防接種は脳炎や肺炎などの重症化を防ぐ効果が期待できますが、接種したからといって100%インフルエンザの感染を防ぐわけではありません。あくまでも予防なので、残念ながら接種してもインフルエンザに罹患してしまうこともあります。
インフルエンザ予防接種は、接種してから効果が出るまで約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。10月~11月中に打つと、以降来年3月までをカバーする形になるので、接種のタイミングとしてはお勧めです。
また、2回接種する場合、2回目は1回目から1~4週間あけて接種します。
高齢者肺炎球菌ワクチン
65歳以上の方を対象に肺炎球菌予防接種費用の一部助成を実施されています。
肺炎球菌は、肺炎以外にも呼吸器感染症などの病気を引き起こす原因となります。
現在、約90種以上の型があるとされ、肺炎球菌ワクチンの接種により、そのうちの23種類に対し免疫をつけることができるとされています。
肺炎球菌ワクチンは、すべての肺炎を予防できるわけではありませんが、接種することで重症化を防ぐ効果が期待できます。